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自分で会計ソフトの入力をしようとしたら…

2017/05/05

経営会計コンシェルジュの山田由美です。

先日、お客様からこんなご相談を受けました。

このお客様は、昨年まではすべての請求書や領収書を会計事務所に
渡し、確定申告をお願いしていました。
いわゆる「丸投げ」というものです。

そのため、確定申告で数字を締めないと、最終的な利益がわからな
いんです。

起業して、3年ほど経ち、もっと早く数字を把握したいという思いで、
今年は自分で経理をしようと考えたそうです。
出来たら、毎月の収支を把握して、新しい事業の試みなどもしてみた
いと。
ところが、

・前回の確定申告の時にどこまで売上を入れたのかわからない
・経費もどこまで入っているかわからない
・どこまで、経費に入れていいかわからない
・何費にすればいいかわからない

などなど、たくさんのわからないことが、出てきたそうです。

インターネットでいろいろ調べてはみたけど、わからないことも多く、
どう判断すればいいのか迷ったりされたそうです。
そんなこともあって、初めて自分で始めたのに、少しイヤになってき
たとのことで、ご相談を受けました。

前回の確定申告時に、計上した売上・経費は、会計事務所に、控えが
取ってあるはす゛なので問い合わせることをお薦めしました。

どこまで、経費に出来るかというご質問については、「事業に関連す
るもの」のみを計上すること。
何費で処理するかについては、1つづつお答えしました。

悩みが解決して、安心して、ホッとされていました。
お役に立てて、良かったです(*^^*)

そうですよね。
初めて知らないことを、調べながら行うのって大変です。
経理って、専門用語が多いですしね。
そして、どう判断していいかわからないことがたくさん出てきます。

私たちのように、専門でやっている場合は、慣れているから早く出来
るし、判断が必要なことも経験があるので、ほとんどのことに対応出
来ます。
迷った場合は、知り合いの何人かの税理士に聞いたり、最終的には税務
署に問い合わせをして完了させます。
慣れていないと、税務署に問い合わせるのも勇気がいるという方、多い
です。

個人事業主で、会計事務所に依頼して、毎月の顧問料が低価格の場合は、
年1回、多くて年2回、集計してもらって業績を知るということが多い
ようです。

私も、会計事務所に勤務していたことがあるので、そういった事情よくわ
かります(^-^;

このお客様は、今年は会計事務所との契約が残っているとのことで、来年
からは私どもにご依頼いただけることになりました。
記帳代行サービスを利用すると、お客様のご要望にもよりますが、もう少
しコンスタントに業績を知らせてくれることが多いと思います。

私どものサービスも、毎月月次決算を組み、請求書や領収書など必要書類
をご提出いただいてから、1週間ほどで業績をお知らせしています。
その他、当初計画との差や、今後の売上予定などを把握して、決算までの
見通しを立てたりさせていただいています。
また、売上目標を達成するための、手法や管理、新規事業のシミュレーシ
ョンなどもお手伝いさせていただきます。
経営は、数字で管理することが大切ですので、あらゆる数字の管理のお手
伝いをさせていただいております。

費用対効果の問題はありますが、専門家に任せることも1つの選択肢とさ
れることをお薦めします。
自分に合った専門家を見つけて下さい。相性も大事ですからね。

私もいくつか専門外のことをコンサルタントの方にお願いしていますが、
吟味して自分に合う方にお願いしています(笑)

経理に使う時間を、是非本業に使って下さい!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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